”人権”映画鑑賞会
長野市障害ふくしネットが主催する「ふくしネットフェスタ2024」が長野市市役所および長野市芸術館で開催されました。
「梅切らぬバカ」という人権に関わる映画の上映会が行われ、そこに生徒・職員で鑑賞に出かけました。
「梅切らぬバカ」という映画は・・・老いた母親と自閉症の息子が、地域コミュニティとの交流を通じ、自立の道を模索する姿を描いた作品。
また、障害者への偏見や無意識の差別などの問題に正面から向き合いながら、母と子の揺るぎない絆、共生への希望、日常の尊さなどを描いた作品です。
映画鑑賞後、生徒・職員で意見交換を行いました。自身が率直に感じたことを、自分の言葉で共有してみました!
▶️母親と息子の強い絆に心打たれるものがあった。
▶️何気ない日常がおくれるありがたみを再認識できた。
▶️今回の主人公は障害を持っている人であったが、それ以外の登場人物たちも一人ひとり人権を持っていて、それぞれの立場での人権が尊重されなければいけないのだと考えさせられる内容だった。
▶️障害を持っているからといって、周囲が気を遣いすぎるのも当事者にとって良いことだけではない気がした。
▶️主人公が障害を持ちながらも、忠実で懸命な毎日を送っている一途な姿勢に感激した。時間や規則をきっちり守り行動する部分など見習うべきことがたくさんあった。
などなど、多角的な視点から様々な意見が挙がりました。
人権は、誰もが生まれながらにして持っていて、人間らしく、自分らしく生きることのできる権利です。
映画鑑賞を通して感じたことを、これから自分たち自身の普段の生活にどう落とし込んでいくか?ということも重要ですね。